大会長ご挨拶
謹啓
時下、貴社におかれましては益々ご隆栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご配慮を賜り厚く御礼申し上げます。
この度、第18回日本整形靴技術協会学術大会・大会長を拝命いたしました。会期は2023年2月25(土)・26日(日)で、会場は静岡県静岡市の男女共同参画センターあざれあ5階・6階で開催させていただきます。17回大会は未曾有の災禍により延期を余儀なくされ、長期化の様相によりオンラインでの開催となってしまいました。今回は3年ぶりの対面開催を目指し、誠意準備中です。
今回のテーマは「整形靴技術は誰がために…」とさせていただきました。
もちろん、様々な理由で整形靴技術を必要とされている患者様・お客様の為であることは明確です。しかし、それを駆使して、製作するOSTの存在意義でもあると私は考えています。つまり、誰かの為ではなく、すべての人のためにあるのだと思います。
所属の壁を越えて業界としての技術の向上が、地域格差を是正し、多くの患者様に適切な技術の提供が行えると思います。そして、そのことは結果として、整形靴技術の周知に寄与する結果につながると信じています。
なによりも、多くの方に知っていただく事、裾野を広げるここが今、何よりも重要だと考えています。でなければ、より高い頂きを支えることが出来ないからです。
つきましては、本学術大会の趣旨をお汲み取り頂き、是非ご支援・ご助力を賜りますようお願い申し上げる次第です。書面にて大変失礼とは存じますが、充実した実りある会とするため、ご多忙中甚だ恐縮ではございますが、皆様方のご理解とご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
末筆ながら御社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
謹白
2022年7月吉日
第18回日本整形靴技術協会学術大会
大会長 秋山 裕一
㈱松本義肢製作所・静岡営業所